2012年07月31日

無口な男 しゃべりな男 デイへ行こう〜

あらっ 月末 ひらめき
おひさです
寝かせてあるブログへようこそ ー(長音記号2)
この更新はお仕事と思っております。いたってマジメです。

今日はエンディングテーマばかりもなんなので、
生きる力を感じるお話にしてみましょう
・・・
・・・・・・・・・・ん?


そんなのあるかい!! 今の私にダッシュ(走り出すさま)
失礼しました・・・・・・・・・・・・・・・


ホームヘルパーでおじゃましてます。
また、ちがったキーのロックNo.をあずかることになりました。

このような話は個人情報?
一般的な話だと思って書いてますけど・・・
私をわかる人がいても、誰のことかはわからない、
具体的な内容を含まない一般的なお話のつもりです。
でも、これをもし私が書いていると知る人が読んで名前はなくても
もしも、これって私のこと?
たしかにこのあいだこのようなことがあったワ・・・
え? この人私のことそんな風に思ってるんや
ええ〜!? なんでそんな風にこの人に思われなあかんの
なんてなると、この文章はNGとなって公開できないことになるんですね。
公開したとしても友人関係が壊れることになる。
以前、ある作家にそのようなことがあったと記憶してます。
障害を持つ人の話というのは昔は書くのはタブーでした。
他にも、皇室に関することなどもタブーだったと記憶しています。
でも、最近はけっこう書かれてますね。
障害のある人のテレビも増えました。
NHKがけっこう改革的に番組づくりをはじめたと新聞で読んでから
もう5年くらいたったでしょうか。
アイドルがドラマで演じる障害者というのもあります。
まあ、ご本人がOKしてくれるものならかまいませんね!
健常な人がああやこうや議論する前に、ご本人に確認するのが一番いいと思います。
クローズアップされるのは人権侵害や!!
いや、出たい!!
と、いろいろな考えの方がいらっしゃるということです(^_^)

では本題へ

このあいだ、掃除機をかける音に負けないくらい大きな声で、
ご利用者さんと笑ったことがあります。

「目合わさんとこと思ってそらしてるのに、しゃべりかけてくるんだもの」

最近、デイどうですか? 楽しいですかぁ?
前々日に行ったDSであったできごとにヒットしたようです。
このDSはゲーム機ではありませんよ(あたりまえか・・・)
もちろん デイサービス
前にPTはポータブルトイレ プロジェクトチームではありません
もありましたでしょ! なんでも略しすぎ

なんでも、
「2、3回来てるのは知ってたんやけど、デイは席は行ったら決まってるでしょ」
「はい、気の合わない人だとけんかがはじまったりしますもんね」

「向かいに座ってしゃべるしゃべる。弁護士だったかなんだかしらんけど、だれかがこう言えば、ああだこうだ。どーでもいいこと、はいはいって聞いてたらいやになったわ」
とこんな風です。

「案外、ひと言もしゃべらんで帰るんかなって男性多くないですか? 私が実習に行ったデイは男性だけを集めた席でだーれも口開かない、完全沈黙でしたよ」

「いやあ、自慢話ばっかり。聞くのも疲れる。なんで私の向かいに連れてきたんやろ?いつも仲のいい人、あっというまにどっかへ消えるんやもの。私動けへんのに」

「いますいます、そーゆー男性っていますよね〜〜わかります〜ハハハハハっ」
と、こんな具合です。

たしかにいますネ! 私も春に担当振られそうになったあの方・・・
武勇伝、自分史を披露したくて仕方ない方
そうかといえば、せっかく来たんだからなんかしゃべればいいのに
ってくらい無口な男性が多かった実習先の男性席
男同士はあまりしゃべる話がないようで、たいてい新聞読んだりして時間つぶしてますけどね!
あんまりむっつりも女性受けはよくない。
かといって、トシとって今、若い時のようにできるわけでもないのに
過去で防御するしかない男性
それもまたやっかいですねぇ。
なにも気負うことなんていりませんよ〜〜

男と女の脳のちがい
男と女の考え方のちがい
無口な男、しゃべりな男
この中間が理想、きっとモテますよ。
やっぱり自己中でなく、相手の好意を引き出そうとする意識、努力
いくつになってもそこのところはお互いに必須
ということですね!

生きてきた環境もちがう、共通の話題もなかなかない
そのような人たちが集う場所
老化度もさまざまな人が偶然集う場所で

でもでも出逢いがある揺れるハート
たいてい1人でも気の合った、気をつかわなくてもいい相手が見つかれば
居心地のいい場所となるデイサービスと聞くことが多いです。
人間ウォッチングの場として
好む好まざるはあっても出逢いがあるのはいいですからね〜〜

週に1回か2回
人の振り見てなんとか
修行の場にお出かけしましょう ネ!!

老人-1am.jpg
おとしより写真、フォトライブラリーのフリーからお借りしました

やさしくてホッとする在宅希望のご利用者さんとぼちぼちがんばってますパンチ
担当慣れてきました〜 おおきにハートたち(複数ハート)
posted by U-sap at 09:58| エンディングノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月29日

やっぱり53◯◯さんが好きだったものは・・・

なめらかプリンかな・・
ん?

なめらかプリンは最後の最後まで冷蔵庫にありました
足りなくなりそうならヘルパーが買い出し行って
毎日毎日、朝も夕もそれはそれは100コ?200コ?
何個食べていただいたかしれません
酸っぱさ、塩辛さ、ムリになっても甘いもの
もともと甘いものがお好きだったのかなぁ
それもよくわかりません
ある時、他のヘルパーが聞いたのかcoopの小包装になった
バームクーヘンが買ってあった
バームクーヘンはもともとお好きだったと
でも、もうのどが通らない 食欲ない
封も開けずにおきっぱなし
そこで、いつものメニューが食べられなくなってきた時、
牛乳とはちみつで食べてみませんか?
2回くらい食べていただきました
一度目、お湯でひたしてはちみつをかけた
「甘さ素通りします?」

二度目に牛乳にたっぷりはちみついれてひたし、また上からかけたら
「脳天にきました?」
「あ・ま・い・・・・・」
「ああ届きすぎですね。すいません」
笑いました

そうして、やっぱりやっぱりあの日最後に口にしたのは
なめらかプリン
「もうひとつたべましょか」っておっしゃいました
絶対に口にしようとしてくれるんです
心配で覗き込んだら
「だいじょうぶですってぇ」
弱々しくてもおっしゃいました
私がお会いした最後です・・・
最後の思い出って人と人の間にはなにかしらありますね

他にも思い出すことがある
ポーチに3種類の目薬を入れていた
タオルで顔を拭いた後、毎回必ず点眼していた
時間差で2種類点眼する 眼圧を下げるための紫の袋は寝る前
そのポーチが行方不明になり、さがしつづけたことがありました
いつもベッドから落ちていて、たいていはあったんですけど
ゴミ箱にでも落ちたのかな? 結局なくなってしまいました
なくなったことをとても気にしてた
それは長男さんが買ってくれたものだったから
ところが、そのポーチを病院から戻った時に手にしていたので
あったんですか?
と聞くと、
「息子がまた買ってきてくれたの」

「やさしい長男さんですね」

寝ている首まわりにいつもしていたマフラーも息子さんが買ってくれたもの
必ず襟元に置いて帰ってきました
やっぱり、53◯◯さんの一番の宝物は上の階にいた息子さん
だったと思う あたりまえかな?

ポーチをにぎりしめることができてよかった
私がはじめて身体介護をさせてもらった経験として
忘れられない53◯◯さんです
短い期間でしたけど、ありがとうございました

HI3H0221-1ss.jpg
ヘルパー活動でウロウロするうち
左大文字がよく見える所を発見
京都市内は高低差が大きい
意外でした(^_^)
posted by U-sap at 16:47| エンディングノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月27日

53◯◯さんが好きだったもの

53◯◯
これはヘルパー先のおうちの鍵入れのロックNo.
いつもそこから鍵を出して訪問していました。
先日、入院先の病院でお亡くなりになっていたことがわかりました。

入院したら、そこから先はヘルパーにはわからない。
なにかの折りに事務所の責任者から聞く。今まで入っていた時間に
他のヘルプの予定が振られると、えっ? と思う

53◯◯さんはご主人が亡くなってからうつになり、骨に皮がついてるだけ
といってもいいくらい痩せてガリガリでした。
次男さんは遠くで所帯をもっている。
長男さんは結婚せずに、上の階で犬3匹ときままな暮らし、
のようですけど、やっぱりうつらしい。

53◯◯さんは半年前、はじめてお会いした時から、背中が曲がり、寝たきりでした。
でも、頭はしっかりしていて、いろいろなことを覚えていてお話してくださいました。
寝たきり=あまり意識のはっきりしない人という
私の思い込みがまちがいとわかりました。
朝昼兼用の食事を作って、起きて食べていただく
歯磨き洗面をしていただき、PTの始末をする
骨が折れるからさわっちゃダメで、本人が動くままに見守る
それを繰り返していました。
メニューも決まっていた。
りんごのすりおろしにバナナを少し
長芋のすりおろしにジャコをたたいてのせる
くたくたに素麺をゆでてにゅうめんにする
他には卵豆腐やプリン
それが元旦からの仕事でした。

部屋に入って行くと、いつもラジオから声が聴こえていました。
援助の間は、手をのばし切ってくださるのですが、
今年になって、聴いててくださってかまいませんよ
と伝えると、つけたままになりました。
ラジオの音に癒される感じがしました。
ラジオから外の情報が入るのを楽しみにしている
なので、お天気の状態をお伝えしたり、行事の話ができました。
チャンネルはNHK第一
『ラジオビタミン』そんな番組名を聞いたことがあります。

ひと冬がきびしい
そんなところまできているのかどうか、私にはわかりませんでした。
寝たきりから昏睡、そうして100歳という方もいらっしゃいますからね。
年明けからなんとなく元気がない様子で、少しずつ冷蔵庫に食事の残りが
多くなりました。
飲み込みが悪くなり、ゴエンをして熱が出るようになって入院
一度戻ってこられて、再会が京都マラソンがあった3月11日
QOLが下がっていた
飲み物はすべてトロミをつけて
もう以前の食事つくりは必要なくなりました。
栄養剤的なものばかりです。
がんばって口に運びましょう。病院イヤですからね!
在宅希望とはそーゆーことです。
はげましましたが、いつものうなずきはあいまいでした。

オムツにした方がよくないですか?
責任者に言いましたが、
まだリハパンでいく!と。
ご本人に確認すると
「もう自力で立つのはムリ・・・」

次の時、ちょっと熱い?
でも、いつものように食べられるもの、飲めるもの
口にしてくださいました。
パジャマから下に敷いてあるタオル、小さいシーツまでビシャビシャで
洗濯をする人がいませんから、洗濯して終えました。
その午後は訪問看護がある日でした。
そこで再入院となり、4月の最初にお亡くなりになったそうです。
最後の最後まで在宅でがんばりました。
不思議と悲しみばかりではありませんでした。
臓器がねじれても手術はムリ
最後はモルヒネで痛みをとっていたらしいです。
在宅中も腰が痛くて痛くて、痛み止めが効かないと話してました。
寝ていても体のどこということなく、痛みはかなりなもんだったと思います。
でも、しょうがないと納得しているようで、
弱音を吐いたり、怒ったりなどまったくありませんでした。
いつも、自転車気をつけて帰ってくださいね
と言ってくださいました。
ありがとうございます!と、帰ってきました。
痛みから解放されたんだと思うとホっとするんです。

ただ、最後に訪問した時、なぜかいつものNHKじゃなくて語学講座だった。
合せてみてもわからなくて、調べてきますねと約束しました。
京都は621Hz、大阪は666Hz
合せてあげたかったな
責任者に病院にラジオを持って行ったら、
もう家に帰りたいと言わないんじゃないですかと伝えました。

ともだちはラジオ
私もわかる気がする

一人暮らしのラジオ好き、音楽好きはけっこういはります。

ラジオっていいな ハートたち(複数ハート)

HI3H01410002-2ss.jpg

ご冥福をお祈りします
posted by U-sap at 11:08| エンディングノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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